橋梁ブロックの仮支持方法としてベントを使用する工法であり、鋼橋架設の基本工法。架設ブロックの搬入および重機設置が可能であれば安全・コスト両面とも極めて優れており、最初に検討対象とすべき工法。
鉄塔、走行索等のケーブルおよびアンカー等で構成されるケーブルクレーン設備により橋梁ブロックを架設地点に搬入・据付けることが基本。桁橋、トラス橋の架設にも多く適用される。
架設支間に隣接する取付け道路上または既設桁上にて橋梁ブロックを地組し、種々の駆動装置によって架設支間へ縦移動させ、主桁の片持ち耐荷力を利用し、所定位置に据付ける工法。
架設する橋梁などのブロックを近隣するヤードで地組立を行い、架橋地点に移動運搬する設備を利用して所定の位置に据付ける工法。
橋梁ストックの増大とともに、鋼橋の老朽化は避けられない現実であり、今後ますます基準に適合しない橋梁が増大する。これらの橋梁の供用を継続してゆく為の保全工事。